追悼 工藤信彦先生。
私にとって工藤先生はあまりに大きな存在であり、何を書いても書き尽くせないという思いで追悼文もいつまでも書けずにおりました。
それは今も変わりませんが、工藤先生が「樺太思想史の到達点」であるという点だけは改めて述べておきたいと思います。
工藤先生が樺太について考え抜いた軌跡は私が編集した『樺太覚書』に詰まっております。
*工藤信彦著、中山大将編『樺太覚書』北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターUBRJ、2022年
(http://hdl.handle.net/2115/87292)。
また、同書をどう受け継いでいくのかという点については下記拙稿で論じました。
*「境界地域を問い続ける引揚者:工藤信彦『樺太覚書』とサハリン島近現代史」『民衆史研究』第105号、2023年。
工藤先生、ありがとうございました。