拙著最新刊の定価は¥3,500+税です。

本年2月に刊行された拙著『サハリン残留日本人と戦後日本』(国際書院)の定価は、¥3,500+税です。

一部のネットショッピングのサイトでは、本書を検索すると中古品として上記の2倍近い額で出品されていますが、通常のルート(書店や出版社、別のネットショッピングサイト)であれば、当然ですが定価(送料別)での購入が可能です。

本書の購入をご検討くださっている方はどうぞお気をつけてください。

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北大祭でサハリンのお話。

2019年度北大祭のスラブ・ユーラシア研究センター提供サイエンストークでサハリン島の歴史について簡単にお話をさせていただきました。

スラ研スタッフの皆様の熱心な展示作りもあり、多くの来場者の方々が来てくださり、住民に愛される大学としての北大を再認識いたしました。

短い時間でサハリン島概史をどう話すのかは難しい課題でしたが、少しでも多くの方にサハリン島の歴史に興味を持っていただけたことを願います。

参加して下さったCoSTEP受講生の方の感想記(いいね!Hokudai)も以下に公開されています。
「北大祭2019 境界の島、サハリンの物語を知る」
http://costep.open-ed.hokudai.ac.jp/like_hokudai/contents/article/1723/

このたびは貴重な機会を与えてくださった北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターと岩下明裕先生に心から御礼申し上げます。

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岩下明裕、中山大将「ゴールデンカムイのサハリン島」第61回北大祭 研究所・センター合同一般公開サイエンストーク、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター、2019年6月8日。
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今年度の共同研究員。

今年度は以下の研究機関から共同研究員としての資格をいただきました。

国際日本文化研究センター(共同研究員)
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター(境界研究共同研究員)

微力ながらこれら研究機関の研究の進展にお力添えできるように努めたいと思います。

釧路公立大学のみなさんへ。

今年度より釧路公立大学で講師として「日本史」「日本近代史」などを担当させていただきます。

故郷・北海道、なおかつ父方の故地であり、京都大学の研究林があることから院生時代に何度も訪れた道東の釧路で学生のみなさんに講義をできることはたいへんな喜びです。よろしくお願いいたします。

第二単著『サハリン残留日本人と戦後日本』刊行。

ふたつめの単著となる下記の書籍が刊行されました。
この10年間にわたるサハリン残留日本人研究の成果です。

まだまだ不十分な部分も多いのですが、ひとまず成果を形にできた達成感があるのと同時に、10年間分の疲労感が一気に来た思いです。

この本ができるまでに、サハリン残留日本人の方々含め本当に多くの方々にお世話になりました。ひとりひとりお名前を挙げることはできませんが、この場を借りて改めてお礼を申し上げます。

本書がサハリン残留日本人研究の〈決定版〉などということはもちろんありません。サハリン残留日本人研究のためのスタートラインのひとつがようやくできたと評価していただければ幸いです。

なお、本書の刊行にあたっては、ひとつめの単著同様に「京都大学総長裁量経費若手研究者に係る出版助成事業」の助成を受けました。

私は、「京都大学若手研究者ステップアップ研究費」も文学研究科研究員時代と地域研助教時代にいただいており、京大に多くの機会を提供していただいてきました。母校・京大にも改めて感謝の意を表したいと思います。

サハリン残留日本人の研究を始めて、残留日本人の方々はもちろん、残留朝鮮人の方々、引揚者の方々からもたくさんのお話をうかがってきました。そして、この本ができるまでに鬼籍に入られた方々も少なくありません。とりわけ、思いの叶わぬまま亡くなられた方々もいらっしゃることを思うとき、本書が〈残留〉現象を考えるための一助となればと願います。

〈残留〉は歴史の中にのみ認められる〈過去〉ではなく、〈国境と国民の時代〉が続く限り起こり得る現象であり〈未来〉である。(本書、351頁)

この一文は、私がこの本を書く中で、改めて気付いたことであり、重要な〈発見〉でした。

私は研究者であり、実践家ではないため当事者の方々のために具体的に何かできるわけではありません。けれども、一歴史研究者として当事者の方々の経験を〈未来〉につないでいくことができればと願います。

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中山大将『サハリン残留日本人と戦後日本:樺太住民の境界地域史』
国際書院、2019年2月28日、総389頁。

*出版社Webサイト:http://www.kokusai-shoin.co.jp/296.html
*目次、著者紹介、まえがき、索引を上記サイトから閲覧できます。
*要旨はこちらから閲覧できます。
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日本語要旨集を公開しました。

これまでに刊行された主要な著書や論文の一部について本Blog上でまとめて要旨を公開することにしました。下記のページに公開中の要旨の一覧が掲載されています。なお、番号は「研究業績」の番号と対応しています。

https://nakayamataisho.wordpress.com/要旨集/

甲南女子大学マイグレーション・スタディーズ終講

本日で2018年度甲南女子大学マイグレーション・スタディーズは終了です。
15回にわたり熱心に講義に参加してくださりありがとうございました。

何度も繰り返しますが、本講義は人の移動と社会の多様性が増していく現代社会において「役に立つ」ものです。本講義がみなさんのこれからの人生に少しでも活かさることを願います。

以下は、今回の講義で紹介したネット上の記事などです。

「憲法を知りたい 2008年「婚外子国籍確認訴訟」最高裁判決 国籍取得、事実婚の子にも」『毎日新聞』2017年10月5日
https://mainichi.jp/articles/20171005/ddm/013/040/019000c

「家族から逃走のサウジ女性、カナダが亡命受け入れ」AFP BB News Webサイト、2019年1月12日
http://www.afpbb.com/articles/-/3206131?pid=20863664

「外国人実習生3年で22人労災死 国全体より高い比率」『日本経済新聞』2018年1月14日
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25669590U8A110C1CR8000/

「済州島にイエメン人難民申請者が殺到 住民とトラブルも」『朝日新聞DIGITAL』2018年7月1日
https://www.asahi.com/articles/ASL6Z3G6XL6ZUHBI00Q.html

「世界人権宣言」日本国外務省Webサイト
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/udhr/1b_001.html

「児童の権利に関する条約」日本国外務省Webサイト
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jido/zenbun.html

「女子差別撤廃条約」日本国内閣府男女共同参画局Webサイト
http://www.gender.go.jp/international/int_kaigi/int_teppai/joyaku.html

「難民の地位に関する条約」日本国法務省Webサイト
http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/press_040227-1_040227-1-11.html

「ハーグ条約(国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約)」日本国外務省Webサイト
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/