Archive for 2014年7月

HTBさんで放映されました。

先日お知らせしたニュース番組が無事に放映されました。
短い番組ながら、事実誤認などもなく、よくまとめられた番組だなと思いました。

ニュース番組などを見ていると、いつか自分も「サハリン残留者問題の専門家」として声がかかる日が来るのかなと思っていたら、本当に来てしまいました。

研究者の関心とマスコミの関心はやはり違う所も多く、記者さんのやり取りではこちらも勉強になることが多かったです。

研究者がメディアに出ることには賛否両論があることがわかっておりますが、正直な感想としては、故郷のテレビ局に協力できたのは、本当にうれしいです。それとともに、これまでとは異なる責任も感じました。

こうして私の研究が社会のお役に立てる機会が再び来ることを願っております。

VTR出演・取材協力
HTB(北海道テレビ)「イチオシ! news 特集 戦争に引き裂かれた 家族・跨境・・ サハリン残留日本人たちの人生」2014年7月9日

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HTBさんの取材を受けました。

本日、サハリン残留日本人の一時帰国に関連して、HTB(北海道テレビ)さんの取材を受けました。
初のテレビ取材です。
以下の番組、時間帯で数十秒ほど映像が使われるそうです。

HTB イチオシ! 2014年7月9日 18:15-19:00

サハリン残留日本人に関しては全体で5分ほどの枠があるそうですので、サハリン残留日本人についてご関心のある方は、北海道限定ですが、ご覧になってみてください。

こうして報道のお役にたてると、自分の研究が社会に貢献できたと思えてうれしいです。

取材時にいろいろとご協力いただいた同僚の皆さん、ありがとうございました。

京大生協の書店で。

先日、出張のついでに京都大学生協ショップルネの書店コーナーに立ち寄りました。
拙著『亜寒帯植民地樺太の移民社会形成』の発売直後に行った時は、平積みしていただいていたので、どうなっているのかなと見に行ったのでした。

平積みスペースにはすでに拙著はなく、残念に思って顔をあげたところ、なんと面陳列(表紙が見えるように棚に並べてあること)していただいておりました。

さらに、道新の書評のコピーまで脇に貼り出してありました。
たぶん、日本で一番目立つように売り出してくださっているのではないかと。
京大生協さん、ありがとうございました。

ところで、プリミエ・コレクションはまとめてコーナーを設置してくださっているのですが、もう少し「京大の博士論文の書籍化」ということ押し出す陳列にすれば、学部生も興味を持ってくれるのではないかと勝手ながらに思いました。

少しでも長く拙著が書店に並び続けることを祈ります。

移民学会で報告「サハリン帰国者と日本」

和歌山大学で行われた移民学会で自由論題報告を行って参りました。

これまでの私のサハリン残留日本人研究は、「サハリン残留日本人とは何者であったのか?」という視点からのものでした。
今回は、新たに「サハリン残留日本人とは“戦後日本”にとって何者であったのか?」という視点で報告いたしました。

なぜ冷戦期帰国時に韓人家族の日本入国も許可されたのか?
なぜ冷戦期帰国は1960年代以降停滞したのか?
なぜ引揚者団体ではなく新たな支援団体がポスト冷戦期帰国運動を担ったのか?

これらの問題に、外交史料館所蔵資料、国会会議録の文書資料、引揚者団体、支援団体関係者へのインタビュー調査から取り組んだ報告となりました。
質疑応答では多くの方から質問やコメントをいただき、どれも今後の課題と私が考えているものでした。
さらなら研究の深化をしていこうと思います。
聴きに来ていただいたみなさん、ありがとうございました。

ところで、会場校は和歌山大学だったのですが、会場係の学生さんたちの対応が丁寧でしっかりしており、心温まる楽しい学会となりました。
会場校の教員、職員、学生のみなさん、ありがとうございました。

「サハリン帰国者と日本:冷戦期・ポスト冷戦期における樺太残留邦人帰還問題」
日本移民学会第 24 回年次大会自由論題報告、 2014 年 6 月 29 日、和歌山大学