Archive for 2009年10月

第二論文掲載!―樺太の農業と天皇のお話

二本目の論文が、以下の通り掲載されました。

村研(日本村落研究学会)の2008年度大会にて発表してから、ほぼ一年。

発表準備のため徹夜したあとに、会場の佐渡島まで向かい、発表前夜にもかかわらず、ごはん食べたらそのまま朝まで寝てしまったのが、まだ一年前かと思うと、この一年間は充実していたんだなと思います。

内容は、簡単に言うと、樺太の農業と天皇のお話です。

日本という国家のシンボルである天皇が、植民地樺太の農業政策の中にどのように現われたのか―それが、テーマです。

私の研究の出発点のひとつに、北海道の農村で見聞きした天皇への敬愛があります。どうして、皇居のある東京から離れた「へき地」の人々が、天皇への強い敬愛を抱いてるのか?そんな疑問に、樺太の農業の歴史を通じてとりくんでみた論文です。

 

「樺太植民地農政の中の近代天皇制―樺太篤農家事業と昭和の大礼の関係を中心にして―」
『村落社会研究ジャーナル』第16巻第1号、2009年

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英語で東アジア社会学デビュー!

蘭科研の一員として、東アジア社会学者ネットワーク会議にて英語報告して来ました。蘭科研は蘭信三先生ほか4名でこの学会の第1セッションを受け持ちました。テーマは「日本帝国の崩壊と植民地の記憶」でした。

英語の報告も無事行うことができ、韓中の面白そうな研究者の方ともお会いすることができ、収穫の大きな学会となりました。これで、09年度前半が終了。後半は執筆がメインになります。

 

Migration from and to Karafuto/Sakhalin Island evoked by the collapse of the Japanese empire
The 7th East Asian Sociologist Network Conference. Social Transformation of East Asian Societies in the midst of Crisis. Session1: Colonial Memories in Postwar Japan: Experiences of Former Japanese Settlers in the Asia-Pacific Region, 2009.10.8, Seijo University, Japan

(「日本帝国崩壊による樺太・サハリンをめぐる人口移動」 第7回東アジア社会学者ネットーワーク会議「危機の最中の東アジア社会の社会変容」 第1セッション:戦後日本社会における植民地の記憶―アジア・太平洋地域における日本人移住者の経験―、2009年10月8日、成城大学)