日本映画大学の学生が製作したドキュメンタリー映画『まだ何も知らない君へ』が2020年2月9日に日本映画大学卒業制作上映会で公開されるそうです。

日本映画大学卒業制作上映会:https://www.eiga.ac.jp/sotsusei/jimi06/index.php

まだ観ていない作品をとりあげるのは、この撮影班がサハリン樺太史研究会を取材してくれていて、そのために「協力」に研究会の名前を入れてくれていることと、参考資料として拙著『サハリン残留日本人と戦後日本』(清水書院、2019年)を挙げてくれていることをうれしく思ったからです。

映像関係の歴史モノでは、研究者に協力を仰いだり、既存の研究を参照したにもかかわらず、研究者や出典の名前を挙げず、まるであたかも自分たちがすべて〈発見〉したかのような演出をする製作者が多い現況があり、研究者たちの中で問題視されています。

そうした中で、こうした真摯な姿勢はたいへんうれしく、もし今後も映像関係のお仕事を続けていくなら、この真摯さを失ってほしくないと切に願います。

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協力 映画『まだ何も知らない君へ』制作・監督:平野武周、企画:池田大道、2020年。
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