Archive for 2017年10月

マイグレーション・スタディーズ 復習(10/27)と予習(11/10)

甲南女子大学2017年度後期開講科目「マイグレーション・スタディーズ」の復習・予習情報です。Web上で見ることのできる関連サイトを以下に挙げておきますので、目を通しておいてください。

<復習(第6回10/27日分>
講義中にも紹介した日系アメリカ人のインタビュー動画のサイトです。

「人種差別の中で成長するコミュニティー」「敵軍と同じ顔」「アメリカの強制収容所」「日系アメリカ人の反応」「過ちの是正」の5つが紹介されています。どれかひとつでもいいので見ていただければ、今回紹介しきれなかった日系アメリカ人社会についてよりよく理解できるようになるかと思います。

インタビューで知る日系アメリカ人」『Densho: The Japanese American Legacy Project』
http://nikkeijin.densho.org/%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%81%a7%e7%9f%a5%e3%82%8b%e6%97%a5%e7%b3%bb%e3%82%a2%e3%83%a1%e3%83%aa%e3%82%ab%e4%ba%ba/

<予習(第7回11/10日分>
次回から5回にわたりサハリン島の近現代における境界変動と人の移動についてのお話をします。前近代についてはあまり説明する余裕がないのですが、下記の記事を読んでサハリン島の前近代の様子を知っておくと、次回の講義の理解が深まるかと思います。

菊池俊彦「東アジアの中の日本の歴史:中世・近世編【第3回】オホーツク世界と日本」『nippon.com』2012年2月14日
http://www.nippon.com/ja/features/c00103/

それから、今回の講義でとりあげたWeb資料等は以下の通りです。

「【国際情勢分析】「簡体字はキモい」 香港で渦巻く“中国本土化への嫌悪感”」『産経ニュース』2015年4月21日
http://www.sankei.com/premium/news/150421/prm1504210006-n1.html

「日本の領土をめぐる情勢 尖閣諸島」日本国外務省Webサイト
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/senkaku/index.html

「中国の南シナ海領有権主張、法的根拠なし 常設仲裁裁判所」『BBC NEWS JAPAN』2016年7月13日
http://www.bbc.com/japanese/36771192

それではまた2週間後に。

 

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マイグレーション・スタディーズ 復習(10/20)と予習(10/27) 

甲南女子大学2017年度後期開講科目「マイグレーション・スタディーズ」の復習・予習情報です。Web上で見ることのできる関連サイトを以下に挙げておきますので、目を通しておいてください。

<復習(第5回10/20日分>
前回に予習として提示したサイトを再度読んでみてください。
同じ文章でも講義を通じて、理解の仕方が変わるのではないかと思います。

楊海英「チベットの僧侶も犬も大処分、中国の文化的ジェノサイド」『ニューズウィーク日本版』2017年9月30日発信
http://www.newsweekjapan.jp/youkaiei/2017/09/post-2_1.php

「程永華駐日大使,チベット自治区視察」『中華人民共和国駐日本国大使館Webサイト』2013年8月9日発信
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/sgxw/t1065813.htm

「程永華駐日大使,新疆ウイグル自治区を視察」『中華人民共和国駐日本国大使館Webサイト』2013年8月9日発信
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/tpxw/t1065812.htm

<予習(第6回10/27日分)>
来週は近代日本の境界変動と人口移動について解説します。

1895年までは清帝国領、1945年までは日本領、その後は中華民国領として、そして1990年代からは民主化の歴史を歩んでいる台湾で、近年同じ監督により製作された日本時代に関するふたつの映画があります。ひとつは嘉義農林の甲子園出場を描いた『KANO』、もうひとつは霧社事件を描いた『セデック・バレ』です。一方は、日本人移住者と現地住民の協調を、一方は両者の対立が描かれています。

予告編やサイト内の説明だけでも読んでいただけると、次回講義の中心となる「日本帝国外地」のイメージが少しは見えてくるかと思います。(なお、両映画ともコモンルームにあります。『セデック・バレ』については、暴力的表現があるので、そうした映像が苦手な方は気を付けてください)

それから、日本領台湾で生れ日本の教育を受け、その後中華民国総統になった李登輝氏の会見動画「台湾の主体性を確立する道」も紹介しておきます。質疑応答を除いた会見だけでも30分ほどあり長いかもしれませんが、台湾人が台湾という境界地域の歴史をどう考えるのかの一例として今回の復習にもなりますので、もし余裕があればこちらも見てみてください。

映画『KANO』公式サイト
http://kano1931.com/index.html
(予告編)上記URLから自動的に開きます。

映画『セデック・バレ』公式サイト
http://www.u-picc.com/seediqbale/index.html
(予告編)http://www.u-picc.com/seediqbale/index.html#prettyPhoto/0/

Lee, Teng-hui: “Establishment of Taiwanese Autonomy” (original voice in Japanese)  FCCJchannel
https://www.youtube.com/watch?v=cRKoz1E4Gto
*最初の司会の発言だけ英語ですが、本人の発言は日本語です。

 

それから、本日の講義で紹介したWeb資料などは以下の通りです。

国籍法(日本国法務省Webサイト)
http://www.moj.go.jp/MINJI/kokusekiho.html

ポツダム宣言
https://www.jacar.archives.go.jp/das/meta/image_B02033037100?IS_STYLE=default&IS_KIND=detail&IS_TAG_S1=InD&IS_KEY_S1=B02033037100&

サンフランシスコ平和条約
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/pdfs/B-S38-P2-795_1.pdf

独島体験館
http://www.dokdomuseumseoul.com/jp/about/

「【竹島を考える講座】韓国は不法占拠をどう正当化させていったか 日韓が交換した口上書を読み解く」『産経新聞West』2017年10月6日
http://www.sankei.com/west/news/171226/wst1712260003-n1.html

「【天安門車炎上】テロと断定、ウイグル族5人拘束 車中からガソリン容器」『産経ニュース』2013年10月30日
http://www.sankei.com/world/news/131030/wor1310300004-n1.html

「【世界ウイグル会議・カーディル議長】 会見詳報「中国の弾圧は国家テロ」「国連はなぜ黙っているのか…」」『産経ニュース』2015年10月28日
http://www.sankei.com/premium/news/151020/prm1510200014-n1.html

「朝鮮は中国の一部だった」習近平氏から聞いたと、トランプ氏が発言。韓国で反発広がる『HUFFPOST News JP edition』2017年4月20日
http://www.huffingtonpost.jp/2017/04/20/korea-history_n_16121966.html

「Trump’s claim that Korea ‘actually used to be a part of China’」『The Washington Post』2017年4月19日
https://www.washingtonpost.com/news/fact-checker/wp/2017/04/19/trumps-claim-that-korea-actually-used-to-be-a-part-of-china/?utm_term=.79a09c1268a0

「Central Tibetan Administration」(チベット亡命政府)Webサイト
http://tibet.net/

「孫文 生誕150周年の写真展」『朝日新聞DIGITAL』2016年10月30日
http://www.asahi.com/area/kanagawa/articles/MTW20161031150280002.html

「香港の「女神」は、欅坂46「サイレントマジョリティー」を歌って闘志を燃やしていた 雨傘運動から3年」『産経ニュース』2017年10月15日
http://www.sankei.com/premium/news/171015/prm1710150004-n3.html

「韓国は「生き地獄」か “脱南”する脱北者たち」『産経ニュース』2013年10月26日
http://www.sankei.com/world/news/131026/wor1310260049-n3.html

それではまた来週。

京都大学丸の内セミナー(1月12日)に登壇

京都大学が東京オフィス(東京駅前)で毎月行なっている「丸の内セミナー」でお話しをさせていただくことになりました。丸の内セミナーは研究者向けではなく、一般社会人向けに研究の最前線についてお話しする場です。

サハリン・樺太や東アジア近現代史に詳しくない方にも伝わるように専門用語や歴史事項のひとつひとつについて解説を加えながら、最新の研究成果をふまえて、サハリン島から東アジア150年の歴史を観たときに何が見えてくるのかについてお話ししたいと思います。

サハリンや樺太はもちろん、「辺境」や「国境」に関心を持っている方々にとっても興味を持っていただけるお話しをしたいと思います。

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京都大学丸の内セミナー第90回
「サハリン・樺太から見る東アジアの150年:国境と国民の時代の境界地域」
日時:2018年1月12日(金)18:00~
場所:京都大学東京オフィス

*詳細とお申し込みについてはこちらをご覧ください。
(なお、申し込みはまだ始まっておりませんのでご注意ください)
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マイグレーション・スタディーズ 復習(10/13)と予習(10/20)

甲南女子大学2017年度後期開講科目「マイグレーション・スタディーズ」の復習・予習情報です。Web上で読める簡潔な関連記事を以下に挙げておきますので、目を通しておいてください。いずれも5分もあれば読めると思います。

<復習(第4回10/13日分)>
前回の予習用に挙げておいた遠藤正敬さんの記事を講義後に再度読んでみて、理解が深まったかどうか確認してみてください。

遠藤正敬「「真正なる日本人」という擬制:蓮舫議員の二重国籍と戸籍公開をめぐって」(『Synodos』2017年8月4日発信)
https://synodos.jp/society/20253

 

<予習(第5回10/20日分)>
来週は近現代の東アジアの境界変動と人口移動について解説します。

東アジアの大国・中国の境界変動がもたらした影響と現状についていくつかの事例を紹介した楊海英先生(静岡大学)の下記の文章を読んでイメージを作っておくと、講義の内容が理解しやすくなるかと思います。なお、楊先生は中華人民共和国にモンゴル族として生まれ、その後日本の国籍を取得したという経歴をお持ちです。

これらの地域の歴史や現状をめぐっては多くの異なる見解が存在しています。
参考までに中華人民共和国の程永華駐日大使がこれらの地域を視察した際の記事も紹介しておきますので、読み比べることで、様々な見解があることを理解しましょう。

楊海英「チベットの僧侶も犬も大処分、中国の文化的ジェノサイド」『ニューズウィーク日本版』2017年9月30日発信
http://www.newsweekjapan.jp/youkaiei/2017/09/post-2_1.php

「程永華駐日大使,チベット自治区視察」『中華人民共和国駐日本国大使館Webサイト』2013年8月9日発信
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/sgxw/t1065813.htm

「程永華駐日大使,新疆ウイグル自治区を視察」『中華人民共和国駐日本国大使館Webサイト』2013年8月9日発信
http://www.china-embassy.or.jp/jpn/tpxw/t1065812.htm

 

それから、本日の講義でとりあげたWeb上の資料は以下の通りです。
関心があれば記事まで読んでみてください。

「カタルーニャ独立派が勝利宣言 政府、対話の余地は残す」『朝日新聞DIGITAL』2017年10月2日
http://www.asahi.com/articles/ASKB22J95KB2UHBI005.html

「カズオ・イシグロ氏「最高の栄誉」 受賞決定にコメント」『朝日新聞DIGITAL』2017年10月5日
http://www.asahi.com/articles/ASKB56V79KB5UHBI02W.html

イランカラプテキャンペーン
http://www.irankarapte.com/index.html

「地域魅力化ドキュメント ふるさとグングン!おいしい・楽しい・かっこいい ~アイヌ文化で地域おこし北海道・白老町」『NHK地域づくりアーカイブス』
https://www.nhk.or.jp/chiiki/program/170716.html

「中国政府宣布将为1300 万“黑户”办理户口」『BBC 中文网』2015年12月9日
http://www.bbc.com/zhongwen/simp/china/2015/12/151209_china_unregistered_citizens_hukou

「無戸籍33年、母に過料 夫の暴力逃れ別の男性との子」『朝日新聞DIGITAL』2015年9月21日
http://digital.asahi.com/articles/ASH9P5D4YH9PULOB00B.html

それではまた金曜日に。

サハリン樺太史研究会2016年度活動報告書

2016年度のサハリン樺太史研究会の活動報告書を以下に公開しました。
多くのまた多様な研究成果が刊行されております。サハリン樺太史に関心のある方はぜひご確認ください。

また、漏れなどあれば、私に直接連絡するか、サハリン樺太史研究会Webサイトのお問い合わせフォームからお知らせください。

サハリン樺太史研究会2016年度活動報告書:http://sakhalinkarafutohistory.com/report2016.pdf

マイグレーション・スタディーズ 復習(10/6)と予習(10/13)

甲南女子大学2017年度後期開講科目「マイグレーション・スタディーズ」の復習・予習情報です。Web上で読める簡潔な関連記事を以下に挙げておきますので、目を通しておいてください。いずれも5~10分もあれば読めると思いますし、じっくり読まなくても、目で専門用語を拾うだけでも効果があるはずです。

<復習(第2回9/29・第3回10/6日分)>
講義でもご著書を取り上げた日本のDNA人類学の第一人者の篠田謙一先生のインタビュー(聞き手・川端裕人)です。

「めくるめく知のフロンティア 研究室に行ってみた。 篠田謙一 第4回 ミトコンドリアDNAでわかった人類の歴史」(『National Geographic 日本版 Webナショジオ』)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20120306/301473/

<予習(第4回10/13日分)>
講義第1回でも少し取り上げた蓮舫議員の二重国籍問題ついて、近代日本の戸籍・国籍の歴史の第一人者である早稲田大学の遠藤正敬さんが書いた記事です。初めて読んだ時には難しいかもしれませんが、とりあえず最後まで目を通してみてください。講義を受けた後にもう一度読むときっとよく理解できるかと思いますので、復習としても再読してください。

「「真正なる日本人」という擬制:蓮舫議員の二重国籍と戸籍公開をめぐって」(『Synodos』2017年8月4日発信)
https://synodos.jp/society/20253

それから以下は講義中に紹介したWebページです。

「両陛下、渡来人まつる高麗神社を参拝 埼玉」(『毎日新聞』2017年9月20日、)[2017年10月3日最終閲覧])
https://mainichi.jp/articles/20170921/k00/00m/040/059000c

「天皇陛下お誕生日に際し(平成13年)」(『宮内庁ウェブサイト』、 [2017年10月3日最終閲覧])
http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/kaiken-h13e.html

「広隆寺」(『京都観光Navi』、 [2017年10月3日最終閲覧])
https://kanko.city.kyoto.lg.jp/detail.php?InforKindCode=1&ManageCode=1000064

それでは金曜日に。

東京大学の学生のみなさまへ 

今年度から始まった新学術領域研究「和解学の創造」に関連して東京大学教養学部「地域文化論」で行なわれる連続講義「アジアの紛争と和解」の第13回を担当させていただくこととなりました。

私の担当回のタイトルは「ソ連樺太千島侵攻による戦災・引揚げ・残留と和解」です。

1945年8月のソ連軍による樺太千島侵攻は日本人を主とする住民たちの生活に大きな被害を与えました。それは直接的な戦災のみならず、大多数の旧住民の引揚げや残りの住民の残留によって生じた故郷喪失や家族離散にまでおよびます。これらの問題の解決を求めて、日本人、朝鮮人、先住民族、引揚者、残留者、帰国者といった様々な立場から様々な市民運動が発生しました。担当回ではそれら市民運動の発生経緯や目的、論理、帰結を総覧することで、日ロ韓の間の〈和解〉の可能性について考えたいと思います。

2017年度後期 東京 参加資格限定
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地域文化論 連続講義「アジアの紛争と和解」
東京大学教養学部2017年度後期開講科目
第13回「ソ連樺太千島侵攻による戦災・引揚げ・残留と和解」

 月日時限:2018年1月5日金曜日2限
 責任教員:外村大

*詳細は東京大学のシラバスをご覧ください。
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