Archive for 2014年10月

Sapporo.f.e.a.r のトークイベントでお話しをしました。

前回10月1日に続き、今回10月3日もSapporo.f.e.a.rのトークイベントでお話しをさせていただきました。
しかも、前回は解説という役割でしたが、今回はメイン・ゲスト(?)として放談を。

テーマは「どこで何をMAKEしていく」とのことで、同じく1980年生まれの他2名のメイン・ゲストはアート系(乱暴なくくりですが)の方で、聴衆もアート系の方々が多く集まるかなということでしたので、私がなぜ美大ではなく、農学部へ進んだのかについて、幼稚園から現在に至るまでお話しさせていただきました。

このイベントのお話しを受けた後、何を話せばいいかいろいろと悩んでいたのですが、事務局の方との打ち合わせで、ある現代アートの作家の名前がふと出て、「『美術手帖』読んでました」「実は美術部でした」…と話が進み、自分の忘れていた過去を思い出したのでした。

私の話は別にして、今回も見知らぬ市民があるテーマにそって集うことを楽しませていただきました。いまさらながら、岩波文庫のプラトン『饗宴』の表紙に、「シンポジウム」の語源は「共に飲み食いする」という意味の「シンポシオン」という古典ギリシア語だということが書かれていたのを思い出しました。

事務局の方がこれをどこまで意識なさっていたかわかりませんが、Eat & Talkという形式はまさにこれだなと。ポリス的民主主義を理想化する気は毛頭ありませんが、私にとってはその意味でもとても面白い試みだったと思いました。

「アート」の世界とは縁遠い世界で生きている私ですが、だからこそ違う世界の方と共に食い共に語ることは意義深かったです。異質な人と語り合うこと、それこそが(くどいようですが)市民社会の基礎だなと改めて実感いたしました。私の持論ですが、「殴り合える距離の緊張感でなされない議論には意味がない」と思っており、ネット社会でSNSが発達する中で、あえて同じ場所へ足を運び集まり同じ飯を食い同じ空気の中で音波と光を飛ばし合うこのイベントは、我々の世代にとってはとても貴重な経験ではないかと思いました。

同じ1980年生まれがメイン・ゲストと言うのも、先輩も後輩もなく出発点が同じ者同士として話がしやすく、同じ年に生まれたもの同士の人生の中間報告のようで、良いアイデアと思いました。

企画運営してくださった事務局のみなさん、ゲストのみなさん、会場を提供してくださったみなさん、足を運んでくださったみなさん、本当にありがとうございました。
「北海道から北海道へ」、Sapporo Far East Art Research Project 「Talk & Eat Session どこで何をMAKEしてく!?− 1980年生まれ編」、Untapped Hostel、2014年10月3日。 

Sapporo Far East Art Research Project のトーク・イベント

昨日10月1日に、Sapporo Far East Art Research Project (Asahi Art Festival 2014の一環)のトーク・イベトにゲスト参加いたしました。

昨日のイベントのテーマは「ロシア極東をTRIPする―アーティスト編」。
サハリンに関わって創作活動する方々のお話しや創作物を見聴きしてから、私が地域の歴史解説をして、あとはみんなでご飯を食べながら自由におしゃべり。

大げさですが、あるテーマの下に集まった初めて会う市民同士が自由に対話をする、これこそ民主主義の基礎、市民社会の根幹だなと感じました。

明日は、解説ではなくメインに話し手として参加します。
研究の話ではなく、なぜ研究者となっていま北海道にいるのか、という道筋を話すことになるかと思います。
まだ空きがあるようですので、ご関心のある方は以下からぜひお申し込みください。

10月3日のイベント情報:  http://goo.gl/jEBuHe
申込フォーム:         http://goo.gl/8q6KuF
Sapporo f.e.a.rのFB:     https://www.facebook.com/sapporo.f.e.a.r

「解説 ロシア極東・サハリン・北海道」、Sapporo Far East Art Research Project 「Talk & Eat Session ロシア極東をTRIPする!―アーティスト編」、Cafe Argo、2014年10月1日。