Archive for 2010年11月

蘭科研中間報告書が刊行されました。

蘭科研の中間報告書が刊行されました。
 
蘭科研自体の研究テーマは、「日本帝国崩壊後の人口移動と社会統合に関する国際社会学的研究」であり、樺太をはじめ、日本帝国の各地域に関する若手研究者を擁した研究グループとなっております。
 
本報告書では、昨年の East Asian Sociologist Network Conferenceでの報告内容を基に、下記の二本の論稿を載せています。英文版は報告内容ほぼそのまま、日文版はそれにさらに補追した内容になっています。
 
帝国崩壊後(正確には「直前」から)の樺太・サハリンをめぐるさまざまな人口移動を事例などを織り込みながら総覧した内容になっています。
 
 「帝国崩壊による樺太・サハリンをめぐる人口移動の形態および移動後の社会と経験」
蘭信三編『日本帝国崩壊後の人口移動と社会統合に関する国際社会学的研究』科研中間報告書(蘭信三「日本帝国崩壊後の人口移動と社会統合に関する国際社会学的研究」)、2010年9月1日、85-111頁。
  
“Migration from and to Karafuto/Sakhalin Island evoked by the collapse of the Japanese empire”
蘭信三編『日本帝国崩壊後の人口移動と社会統合に関する国際社会学的研究』科研中間報告書(蘭信三「日本帝国崩壊後の人口移動と社会統合に関する国際社会学的研究」)、2010年9月1日、217-230頁。
 

中山科研始動。

4月からGCOE研究員となり、研究者番号をいただき、科研の申請資格を得ました。
それで、資格取得1年目の人のための科研に応募したところ、無事に通り今秋から始動となりました。
 

中山大将(京都大学・研究員)「日本帝国崩壊後の樺太植民地社会の変容解体過程の研究」科学研究費補助金(研究活動スタート支援)(2010年11月-2012年3月)
  
 
 樺太の「植民地社会」の存在を戦前のみに限らず、植民地時代に形成された各要素までを含めて定義し、その戦後における「変容解体過程」を明らかにしていくことを課題としています。

「樺太」がいかに「サハリン」へと「変容解体」するのか。
「樺太」がいかに「戦後日本社会」の中で「変容解体」するのか。

それを明らかにしていくこと目指しています。

研究費の趣旨通り、このプロジェクトを通じて博士号取得後の研究の基礎と方向性を築きあげたいと思います。

また、「研究プロジェクト」のページを新たに作りました。
過去・現在参加している各種研究プロジェクトを掲載しました。