事典の項目を初めて執筆いたしました。
事典の項目と言うのは自分の研究成果としての論文などとは違って、該当分野の研究者を代表して書かせていただいているという気持ちから、いつも以上に執筆には気をつかいました。

もう少し樺太時代のことを中心にして書いた方がいいのか、しかし戦後の残留者のことも書きたい、という気持ちに悩まされながら書きましたが、充分に書けているのかは、みなさんのご判断を仰ぎたいと思います。

この項目を目にして、より多くの人が樺太・サハリンの歴史のより詳しい認識をもち、ご自分でも各種文献にあたったり、あるいは新たな研究者が出てくるひとつのきっかけになることを願っております。

「樺太への人の移動」
吉原和男ほか編『人の移動事典―日本からアジアへ・アジアから日本へ』丸善出版、2013年11月25日、36-37頁。