今夏の南京派遣の成果報告論文が、「京都エラスムス計画」のHPにアップされました。

中山大将、司开玲、巫靓、笠原真梨子、李德营、福谷彬
「从日本的中国农村社会经济结构研究观点来探索现代中国农村研究方式
:根据南京及苏州农村调查的试论」 
京都エラスムス計画成果報告論文、2010年12月9日、1-17頁。

京都大側3名・南京大側3名、PD1名(中山)・博士課程院生1名・修士課程院生4名という共同調査・執筆陣による成果報告論文となっています。

基本的には、中国農村調査・研究未経験の京大側が調査・執筆を主導して、それを南大側がサポートするという形で進められました。

調査・論文設計などは中山が担当しました。
ちょっと古臭いかもしれませんが、あえて「共同体論」の視角から現代農村社会へアプローチし、その限界を確認することによって、新しい調査視角を得ようという試みです。

いろいろと制限の重なった中での調査でしたので、充分とは言えないかもしれませんが、調査やこの論文執筆も含めて、今次の南京派遣は自分にとっては大きな転機を与えてくれたように思います。

共同調査・執筆者のみなさん、京大と南大をつなげてくれた平田昌司先生、張玉林先生、ありがとうございました!

私にとっては、初の中国語業績で、日・韓・露・英に続く5ヶ国語目の業績となりました。昨年、韓・露の業績が出たときに、次は中国語を…と書きましたが、こんなに早く実現するとは、自分でも驚いています。

チャンスを活かしてより多くの、けれども質の高い研究業績を今後も積み上げることができるように努力しようと思います。