2018年新年の最初の二つの大きな仕事はともに東京での仕事でした。

1月5日の東大地域文化論II第13回では、新学術領域「和解学の創成」市民運動班の活動の一環として、ソ連樺太侵攻に附随して発生した各種問題をめぐる市民運動についてお話をさせていただきました。質疑応答の時間が充分にとれなかったのですが、出席者に書いていただいた感想票では、最後に投げかけた「和解に正義は必要か?」という問いかけへの反響がありうれしかったのです。

1月12日の京大丸の内セミナーでは、サハリン島の近現代150年の概観についてお話をさせていただきました。ずいぶん量が多い話ではあったものの、まとめて観ることで初めて見えてくるものもあるのではないかと思います。以下、会場で配ったアンケートへの回答を集計したものです。

<渡航・居住経験>
A  サハリン・樺太に住んだ経験はありますか? 4%
B  サハリンへ行ったことはありますか?  8%
C  サハリンへ行ってみたいですか?  54%

<サハリン樺太史知識>
D 樺太千島交換条約を知っていましたか? 58%
E 日本領樺太の存在を知っていましたか? 69%
F 北樺太保障占領の存在を知っていましたか?  19%
G 樺太引揚者の存在を知っていましたか? 69%
H   サハリン残留日本人の存在を知っていましたか? 50%
I     サハリン残留朝鮮人の存在を知っていましたか? 42%

<職業など>
J 学生 4%
K 教育関係(大学教員除く)  13%
L 研究者  4%
M そのほか 79%

<年齢層>
N 0~29歳  0%
M 30~69歳  68%
O 70歳以上~ 32%

<居住地>
P 関東一都六県在住 94%
Q それ以外に在住  6%

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

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「ソ連樺太千島侵攻による戦災・引揚げ・残留と和解」
 東京大学教養学部2017年度後期開講科目地域文化論II(責任教員:外村大)連続講義「アジアの紛争と和解」第13回、東京大学駒場キャンパス、2018年1月5日

「サハリン・樺太から見る東アジアの150年:国境と国民の時代の境界地域」
京都大学研究連携基盤京都大学丸の内セミナー第90回、京都大学東京オフィス、2018年1月12日
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