今年度から始まった新学術領域研究「和解学の創造」に関連して東京大学教養学部「地域文化論」で行なわれる連続講義「アジアの紛争と和解」の第13回を担当させていただくこととなりました。

私の担当回のタイトルは「ソ連樺太千島侵攻による戦災・引揚げ・残留と和解」です。

1945年8月のソ連軍による樺太千島侵攻は日本人を主とする住民たちの生活に大きな被害を与えました。それは直接的な戦災のみならず、大多数の旧住民の引揚げや残りの住民の残留によって生じた故郷喪失や家族離散にまでおよびます。これらの問題の解決を求めて、日本人、朝鮮人、先住民族、引揚者、残留者、帰国者といった様々な立場から様々な市民運動が発生しました。担当回ではそれら市民運動の発生経緯や目的、論理、帰結を総覧することで、日ロ韓の間の〈和解〉の可能性について考えたいと思います。

2017年度後期 東京 参加資格限定
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地域文化論 連続講義「アジアの紛争と和解」
東京大学教養学部2017年度後期開講科目
第13回「ソ連樺太千島侵攻による戦災・引揚げ・残留と和解」

 月日時限:2018年1月5日金曜日2限
 責任教員:外村大

*詳細は東京大学のシラバスをご覧ください。
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