本日の朝日新聞夕刊(一部地方版除く)「あのとき それから」欄にサハリン残留日本人に関する記事が掲載されております。その記事のための取材を私も受け、ご協力させていただきました。

取材しっぱなしではなく、その前後のメールでのやり取りや、原稿下書きの確認など、丁寧な過程を経て執筆された良心的な記事かと思います。こうしたメディア報道を通じて、境界変動が何をもたらすのかということをより多くの人に知ってもらい、考えてもらう機会ができればと思います。

記事では、退いた人(引揚者)も残った人も(残留者)故郷喪失を経験したことや、住民の視点から歴史を見ることの重要性についての私の言葉が引用されております。

特に後者については、昨日まで参加していたソウル大での若手歴史家セミナーを通じて改めて実感したことでありますが、それについてはまた後日お報せいたしたいと思います。

樺太にとって8月15日よりも重要な日があるのも事実ですが、無念の中で人生を終えられていった戦災者、引揚者、残留者のみなさまへ心より哀悼の意をここで捧げたいとと思います。

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平出義明「あのとき それから サハリン残留 離別望郷翻弄された住民」『朝日新聞』2015年8月15日(夕刊・東京版)
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