京都大学の高大連携事業の一環として「京都大学サマースクール2015」が来月8月20日に行われます。
私もそこで、下記の模擬授業を行わせていただきます。

「国境が変わると何が変わるのか ― 平和を科学する」

京都大学と連携協定を結んでいる高校の方しか参加資格はないそうですが、連携校の方は進路指導の先生にぜひご相談ください。連携校では「夏、京大体験」と大きく縦書きされたポスターが張り出されていると思います。

19世紀以降、5度も境界(国境)が変動したサハリン島を事例に、戦争によって境界が変わることで地元社会がいかに変化したのかについてお話しする予定です。

戦時中の被害経験については、テレビや映画、書籍などでよく見聞きしているかもしれませんが、「国境が変わると何が変わるのか」ということはあまり知られていないと思います。

人文社会科学(いわゆる「文系」学問)が平和の維持に貢献できる学問であるということ、そしてひとりひとりが大学で何を学ぶことができ、何をすることができるのかということを模擬授業を通して高校生のみなさんと考えていきたいと思います。

みなさんの受講を楽しみにしております。

*後日記:模擬授業の質疑応答については、本Blogで順次公開していきます。今のところ、下記のものが公開済みです。

質問その1 (2015年8月21日)
政治に“熱意”のある人ほどより多くの投票権を与えられてもいいのではないでしょうか?

質問その2 (2015年8月22日)
「故郷」の定義は何ですか?
「故郷」は主観的なものなので、科学的分析にはなじまないのではないですか?

質問その3(2015年8月23日)
“脱国益”思考では日本は損をするだけではないでしょうか? ほか

質問その4(2015年8月25日)
農学部で学んだことは今の研究に活かされていますか?

質問その5(2015年9月1日)
安保法案に関する分析のための資料はどんなものがありますか? ほか

質問その6(2015年9月8日)
「平和」の定義は何ですか?

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