縁あって近現代東北アジア地域史研究会のニューズレターに樺太史の研究動向を書かせていただきました。

樺太史の研究史についてはすでに2008年に竹野学さんが書いていらっしゃいますが(「樺太」日本植民地研究会編『日本植民地研究の現状と課題』アテネ社、2008年)、同じく2008年にはサハリン樺太史研究会が発足しております。 このサハリン樺太史研究会発足後の動向を中心にまとめました。

特に三木理史『移住型植民地樺太の形成』(塙書房、2012年)に対する書評群で論じられた樺太の植民地分類論を拙著『亜寒帯植民地樺太の移民社会形成』(京都大学学術出版会、2014年)における議論も関連付けながら紹介しました。

より多くの方にサハリン樺太史研究について関心を持っていただき、その研究成果を共有して行っていただければと願います。 この貴重な機会を与えてくださった近現代東北アジア地域史研究会のみなさまにお礼を申し上げます。

 

「サハリン樺太史研究会発足以後の樺太史研究の動向―三木理史『移住型植民地樺太の形成』から中山大将『亜寒帯植民地樺太の移民社会形成』および〈戦後史〉へ」『近代東北アジア地域史研究会ニューズレター』第26号、2014年、44-56頁

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