博士論文から4年にして、書籍化がついに実現しました。
京都大学学術出版会のプリミエ・コレクションの第46巻として、『亜寒帯植民地樺太の移民社会形成』が刊行されました。

亜寒帯という長期持続(自然地理的条件)が、樺太の移民社会に与えた影響を、入殖者たちの生活実態からエリート層のアイデンティティやイデオロギーまでを関連付けて総合的に分析しています。

4年もかかりましたが、そのおかげでスラブ・ユーラシア研究センターでの研究生活を通して、博士論文執筆時には見えていなかった世界が見えるようになり、本書もその大きな歴史観、世界観の中に位置づけられており、今は次の新たな研究へ向けて早く歩みだしたいと言う気持ちでいっぱいです。

本書が成るまでに本当に多くの方々に支えられました。
あとがきの謝辞では名前を出せなかったみなさまにも、この場を借りてお礼を申し上げます。

『亜寒帯植民地樺太の移民社会形成―周縁的ナショナル・アイデンティティと植民地イデオロギー』
京都大学学術出版会、2014年3月31日、総291頁。

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