2012年4月より日本学術振興会の特別研究員PDに採用され、北海道大学スラブ研究センターにて新しい研究生活を送っています。

採用されたのも自分自身の実力と言うよりは、今の研究状況における自身のポジション故であり、本当に周囲のみなさんのおかげだと思っています。

私個人でも、SPDの面接まで残り(不採用でしたが)、若手Aも通り(辞退せざる得ませんでしたが)と、樺太史研究も、竹野学さん(北海商科大学准教授)が常々おっしゃる10年前の研究状況とは隔世の感があるかと思います。   それもこれもすべては、この10年間にわたって樺太史研究を牽引し、多方面の分野と協働を模索し実現し続けた竹野さんと、その協働に応じてくださったみなさまによるものと思います。

後進として心より感謝しております。

スラ研の研究環境は本当にすばらしく、学振特別研究員の受け入れ機関としては最適な機関かと思います。学振特別研究員の知り合いの中には、受入機関側の受入体制が乏しく、結局自分の家が研究の拠点となっていて、受入先の若手とはほとんど交流がないという人も少なくありません。しかし、スラ研ではいろいろな形で、若手研究員が集っており、毎日が刺激的です。

スラ研に来てからまだ1カ月ですが、本当にここに来てよかったな、と思っています。

人生で最初の(そして最後の)研究に専念できる機会を得て、ようやく研究者としてスタートラインに立てたという気分です。少しでも自分が目指す研究者像に近づけるよう日々スラ研で修行したいと思います。

広告