樺太庁中央試験所についての論文が、『農業史研究』に掲載されました。
ちょうど一年前の同じ日に日本農業史学会で報告したテーマです。
 
「樺太庁中央試験所の技術と思想―1930年代樺太拓殖における帝国の科学―」
『農業史研究』第45号、2011年3月、53-64頁。
 
この論文には、以下の三つの課題が含まれています。
1)稲作不可能地域での農林水産業研究機関の、研究開発の内実
2)住民と研究機関の関係
3)研究機関スタッフの有していた技術思想
 
『ソシオロジ』に載った第1論文と同様に、樺太の植民地イデオロギーに、拓殖の現場の問題からアプローチした論文となっています。
 
ちなみに、本論文は第4論文となり、博士一回生から計算すると年産1本となり、ようやく目標を達成できました。今後は、このペースを確保しつつ、より質を向上させていこうと思います。自分の関心に沿って書いてきたのが、この4年間とも思います。これからは、自身の研究の社会的意義をみすえながら研究をして行きたいと思います。

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